短歌8首とイラストのネプリ「短歌ハッシュ」第二号の配信を終えました。
ご参加くださった方、出力くださった方、RT等ありがとうございました。
少しずつツイッターでRTくださるひとが増え、今回は参加者枠もわりとすぐに埋まり、この調子でぼちぼちとやっていけたらいいなと思ってます。
短歌ハッシュのデザインは「なんとなく和風」を基本方針にしています。理由は「短歌だから」って思うでしょ? 違うんです。着物を着て出かけるときにそれに似合うブックカバーが欲しかったからw
着物に似合う、ありそうでないかんじのブックカバーを季節ごとに楽しみたい!という欲求と、以前書いたけど「うちのプリンターのインク詰まり防止」っていう必然が同時発生してこの企画が生まれています。
だからこの配信を一番楽しんでいるのは私ですね^^ 私は一応コンビニでのプリントもしますけど、それと別に和紙で自宅プリントして本に巻きます。和紙よいですよーー。
で、今回のデザインのはなしです。浮世絵っぽいですよね。市松はオリンピックがちょうど時期だなというので使いましたが浮世絵でもよくある伝統文様ですし波のかたちはまんま浮世絵ですね。
そして岩陰で跳ねている尾ひれはじつは鯨です。月・秋の星座・海というコンボを決めてあっておさまりの良い鯨座をセレクトしたので海にも鯨を描きました。この鯨は国芳のデザインをほぼコピーしています。国芳さん、ありがとうございます!
では短歌についてもざっくり振り返ります。自作は
スコープに届く変光星(ミラ)の信号はかまってちゃんなきみに似ていて
鯨座のまんなかあたりにある大き目の星はミラといって、肉眼では見えたり見えなかったりする不思議な星だそうです。ぐぐったときにその動画を見て感じたことをほぼそのまま歌にしました。
そこにあるのに見えたり見えなかったりまるでかくれんぼしてるような星の存在も不思議ですが、点滅する光ってひとのこころを惹きつけるものがあるよなあっていう不思議を。
突き詰めたらおのれの孤独感に行きつくのではないか、そんなことを考えます。
さて、次回は「実」をテーマにする予定で、今回のポップカラーとは逆のシックな配色で秋の訪れを感じていただこうかなと思っています、募集のお知らせを楽しみにお待ちください。
追記:参加いただいた方の振り返り記事を以下に追記します。よろしかったらこちらもどうぞ☆