冬木立のような2冊組『完璧な庭』を紹介します

先日ツイッターで応募した抽選で当選し、上記タイトルの本を購入しました。
著者の森瀬さんはこれまでも装丁には拘りを持って本を作っていらっしゃった方ですが、今回当選した2冊組はこれまで以上。特別にケースや箔押しの上乗せがあってトータルでたいへん美しく仕上がっています。

外観はモノトーンですっきり


取り出すと「庭」の箔押しの鮮やかさ、補色の対比に目を奪われます



全体のデザインまで冬木立のようなストイックさ

そして開くと鮮やかな樹々が。夏のさかり、冬の雪持ち

ここまで見たら中身が気になりますね? 目次をどうぞ。これも凝っています

目次、書き写します。

『完璧な庭』

01 猫の栖
02 雪下の日輪
03 蛇の右腕
04 夜の足音
05 光の子ども
00 完璧な庭

(最後が 00 なのは故意。意味はスリップの裏側に書かれている)


二段組で480ページ近くあります。もしかしたら季節を追って進んでいくのかも知れません。自分の日常とリンクさせながら読み進められればいいな。
この本はケースや箔押しなどのない通常版で6月末まで通販受け付けているそうです。森瀬ユウさんのBOOTH通販はこちら
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