クレーターのひとつから微かな気配がしている。 仰向けの裸体を突きとめたものの、その下腹部で手が動いているのに気づいて目を逸らした。「ば、、か、、、」上ずった声は従兄の勝だ。「何してるの」口をついて出た言葉に焦る。 彼は平然と続けた。「見ての…
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