テキストレボリューションズに参加します & 代行のご案内

今月末に浅草で開かれる上記イベント、略してテキレボにサークル花うさぎ(委託21)として参加します。
ウェブカタログはこちら、ざっとした紹介ならこれで。
花うさぎ@第6回 Text-Revolutions委託-21 - Plag!


このイベントは代行と呼ばれる通販に似た制度があって、どなたでも同人誌を購入できます。
ただし手数料があったり申し込んだものが売切れてしまったりもあるので、同人誌全体に興味があってある程度の冊数をまとめて買ってみたいという方にお勧めします。特に地方の方。
(一作家さんのものなら個別に通販で買った方がいいです。ちなみにうちは通販やっていません。イベント委託のみになります、すみません)

詳細はここから→
お買い物代行サービス | Text-Revolutions


そしてもし利用されるとしたら、無料配布のものがたくさんありますので遠慮なくそれにもシルシを入れて入手してください。無料配布のなかには300字ポストカードなんかもあります。「テキレボの同人ってどんなかんじ?」が手軽にわかるし、もしかしたら好きなタイプのものを見つけられるかもしれません。
300字ポストカードラリーはテキレボの名物企画で、毎回テーマに沿って300字の短いお話を書きポストカードに仕立ててイベント会場で配布するものです。今回のテーマはお菓子。花うさぎのポスカは福井のお菓子をテーマに制作しました。またまたいつものアレなやつですw


ってか、いつも以上にアレです。グラデ便箋の文化になじみがなくてちょっとやってみたかったんですよ痛ポスカ!小豆色をうすーくしたような色のふんわりした紙に小豆で作られる福井銘菓のSSをのせてあります。枚数が少ないので会場限定です。行かれる方はぜひもらってください☆


最後にうちのおしながき画像を貼ります。3アイテムの内2つはアンソロ「べんぜんかん」。あと1つは花うさぎの「三角州」。うちは毎回全部新刊です。
f:id:usaurara:20171005142812p:plain

それからツイッターで詳細にそれぞれどんな本なのか情報を載せますので、よかったらこちらへ飛んでツリー下をご覧になってください。


よろしくお願いいたします!

獺祭(だっさい)――テキレボアンソロ寄稿短編 / 約1600字

 なぜかはわかっていない。獺(かわうそ)には仕留めた魚を川べりに並べる習性があり、人はそれを神への奉納になぞらえ獺祭(だっさい)と呼ぶ。

 水が怖いと思うことがなかった。海辺で育ち泳ぎは誰にも負けない。こんな浅い瀬で溺れるなどまさかと舐めたのを悔いるも遅く、少年は気を失っていた。
この行為に理由があるならせいぜい一つ年下の部員へのやっかみといったところだろう。八咫烏やたがらす)はちょうどよいネタに過ぎなかった。しかしこの森の異様な静寂が、さっきまで居た「京都」から遠く離れた異界へと攫われてしまったような不安を生んだ。「悪行を糺(ただ)すから糺(ただす)ノ森だ」という顧問の言葉にスニーカーの水が重くなり、滑稽と思われた三本足の鴉が今まさに木々の奥からこれを裁かんと見ているのではないか、そう思わせるだけの闇と霊気を森はたたえはじめていた。

 動かなくなったことに動転し取り囲んだ少年たちは慌てて獲物を引き揚げ、人が通りかかれば目に留まってくれそうな場所まで抱え運んだ。そして彼らが足早に去ってしまうと森は一瞬閑けさを取り戻したが、それを待つかのような虫の聲に取って代わった。あと十日も経てば紅葉を訪ねる人で遅くまで賑う森は、今はまだ虫の聲とかすかな水音が聴こえるばかりである。
小さな石橋のゆるい円弧に沿い、仰向けの肢体は空を見ている。そこに光が届くほど月は昇りきっていない。
カッターシャツの裾からはさっきまで「三本足の鴉」と貧弱を揶揄(からか)われていた小さな突起が覗き、他の二本とともに揃えられている。それはまさしく神への捧げもののようであった。


 京都と福井県小浜市は古来、人とモノが行き交った。二つを結ぶ道はいくつかあるが、最短の針畑越えは幅の狭い道をアップダウンする最も険しいルートである。「京は遠ても十八里」と言うが、正確には76キロ。トライアスロン競技者の12時間かかる道を、かつて行商人が同じ時間で鯖を担いで運んだという。


 鯖のようだった。濡れて青く光る肢体は動かない。しばらくして、川から這い出し近寄る影が見えた。漆黒の羽根でできた蓑をつけた齢(よわい)三十くらいの男だ。鯖を丸裸にすると顔を近づけ身体の端から端まで舐めるように、いや、実際舌を出しところどころを舐めた。そしてひととおりその儀式を終えると軽々と肩に担ぎ、神事で馬場に使われるまっすぐな参道を南へ向かった。すると背後から黒い馬が駆けて来た。男は鯖を馬に乗せ、境内を出ると己も馬に乗り賀茂川を北へ向かった。



 少年を見つけたのは遠敷(おにゅう)の縁者だった。幼いころ父と川遊びに来て見知っていた。とはいえここ数年行き来がなく、畑から昼をとりに戻って納屋で丸裸の少年を見つけたのだ。わからなくて無理はない。「勝(まさる)」と名乗られて思い当った。勝をあらためて確かめると、朽ち葉と鳥の羽にまみれた体は擦り傷だらけで小水臭と生臭いにおいがした。「可哀そうに、やられたな」と直感したが、それにしては勝の態度が腑に落ちない。

 連絡を受け夜道を飛ばして京都に駆け付けた両親は、翌朝入った知らせに安堵し腑に落ちぬ顔をしながらも「あの子はそういう子なんです。見てはいけないものを見てしまうんです」と言ってそれ以上ことを荒立てなかった。何より本人が何の訴えもせずむしろ何かを達成したように満ち足りた顔を見せるので周囲は何も言えなくなった。引率していた部活の顧問は、制服が警察に届いたことで事件性を疑いはしたもののこれもまた本人が自発的に脱いだと言い張って打つ手がなくなった。
学校側は、宿から濡れた靴の報告を受け嫌疑をかけた数名を咎めもできずにいたが、結局彼らは全員が別件により退校あるいは中退で高校を去ることとなった。


 「昇る朝日を背に、黒い蓑の男とこどもを乗せた馬が根来峠(ねごりとうげ)を越えて来るのを見た」という噂が広がったのは数年後その少年が亡くなったときのことであった。
f:id:usaurara:20170822110118p:plain


まあ、お尻が描きたかっただけやんね?と問われれば「うむ」と頷くしかない!w
この作品は、絵と文章を加筆の上で手製蛇腹本『三角州』に収録しました。

蛇腹の反対面は磯崎さんの「たがそでゆめむすび」。


2つのイベントに委託頒布予定。どちらにも通販的なシステムがありますので、またご案内いたしますね。

イベント参加のお知らせ(テキストレボリューションズとzine展別府)

こんにちは。タイトルの通り、2つのイベント参加が近づいてきましたのでご案内です。

一つ目はテキストレボリューションズ略してテキレボ

10月28日(土)東京浅草で開催。詳細はこちらから→
http://text-revolutions.com/event/


二つ目はzine展別府

11月3日から5日まで3日間 大分県別府市で開催。詳細はこちらから→
https://zinebeppu.jimdo.com/

イチオシのZineというページには出展者それぞれのこだわりなど自己紹介的な文言が記載されています。「卯楽々堂」は13番目ですね、ご参考にどうぞ→https://zinebeppu.jimdo.com/%E3%82%A4%E3%83%81%E3%82%AA%E3%82%B7%E3%81%AEzine-vol-1/


さて、わたしはこのところずっと二つのイベントに向けて2種類の手製本制作をしていました。

☆☆☆☆☆☆
ひとつが『べんぜんかん』というアンソロジーで、六角形をモチーフにした短編集。参加者は公募ののち抽選で、正直主宰のわたしよりうまいひとばかり集まっちゃったよw
参加者:磯崎愛、伊織、うさうらら、オカワダアキナ、凪野基、嘉村詩穂


そんな主宰の面目丸つぶれな本ですが、わたしはお絵かきもするんで絵の方を頑張ってみましたよ!みんなが自分の得意な方向に好き勝手に書いたものをうまくイラストでイメージ繋ぎ数珠繋ぎ!そして手製本ならではの自由闊達なつくりも目指しました。コラボ花うさぎの手製本へのこだわり「手触りの良さ」も。
それからこの本のオマケについてくるヘッドセット(紙製)は、参加者の磯崎愛さんが寄稿してくれたお話にインスピレーションをもらったものです。(磯崎さんのSF的な話が面白かったので、わたしもその話にイメージをもらって書いています) なんのことやら、ですが読めばわかるので読んでください!

f:id:usaurara:20170924175949j:plain
アンソロ『べんぜんかん』 布張りバージョン

f:id:usaurara:20170731144555j:plainf:id:usaurara:20170807094044j:plain

あ、そしてこの本はアンソロということでなるべく多くの人に渡るよう廉価版も制作しました。こちらはテキレボのみの頒布となります。(安い分いろいろ仕様が違いますのでウェブカタログ確認してね!ウェブカタログが公開されたらまたご案内します)

f:id:usaurara:20170825162714j:plain
☆☆☆☆☆☆
もうひとつが『三角州』という蛇腹形式の手製本です。花うさぎの二人で蛇腹の両面にそれぞれ作品を寄せております。

f:id:usaurara:20170914162331j:plain

一応メインが磯崎さんの「たがそでゆめむすび」という恋愛小説? 大人の人情噺ですね。いつものやつです^^ 夢使いの大桑さんが登場、着物ネタ開陳しつつの大人の会話。ゆっくりとした落ち着いた読書時間を楽しんでいただける作品。これは大人三人の恋愛(友愛?)模様を書くと磯崎さんが言うのでタイトルを『三角州』で装丁はこうしますのでってお願いして出来上がった作品です。文字だけ10000字。
試し読みがあります↓
www.pixiv.net


一方その裏側は絵がメインのわたしの作品『獺祭』。京都・下賀茂神社と福井の小浜を結ぶやや耽美な話。これはテキレボのアンソロ(テキレボ恒例のサークル紹介的なウェブイベントです)参加作品です。画像3枚、文字は1600字のショートストーリー。この投稿の次のページに続けて掲載しておきますのでよければどうぞ。
テキレボアンソロって小説は4000字上限なんですが、わたしは画像3枚の投稿方式を選んだのでイラストとあわせてこの文字数に。そして『三角州』のほうにはここからさらに関連の伝説や土地の歴史など盛り込んで和本のムードを楽しんでもらえる作品にして収録しました。

f:id:usaurara:20170823123948j:plain



今回のイベント出展作品では「絹紬を表紙に貼った手製本を作ってみたいな」というチャレンジをしました。アンティークの着物を解体して洗って裏張りをして。手間がかかりますが、ふわっとやわらかく上品な絹織物は触れるたびに愛着を感じていいものです。どちらも500円です。テキレボもzine展も通販的なシステムがありますので、よかったらお手元に☆


通販のご案内は後日あらためてさせていただきます、よろしくお願いいたします。

ーーーーーー
テキストレボリューションズの開催地、神奈川県と書きましたが東京浅草の間違いです。お詫びと訂正させていただきます。  (9月24日 19:50)

300字SS 『フライト』お題:雲

上記のイベントに参加します。



☆--☆--☆--☆--☆

『フライト』


誰?ここで何してるの?

手を貸しに来たわ

僕、呼んでないよ。ぼんやり考え事してただけだ

うん、でもその底にはっきりがあったのね。ちゃんと聞こえたわ


彼女は、目の前を塞ぐ木の板に雲を描き始めた。


これまでいろんな雲を手伝ってきたわ。洞窟や大きな教会のフレスコ画や立派な肖像画のうしろ。こういう場所もよくあるのよ


狭い木箱の中で雲描き職人はあっという間にイメージ通りの雲を描き、僕に胸を張った。飛行機やミサイルならそこそこ描けるのに、毎日見ていた雲が描けなかった僕は心からお礼を言った。「らしく」なったよ、ありがとうって。


そうして僕は雲と一緒に高く高くのぼってほんとうの雲になった。

たんたん短歌 短歌の目/8月

f:id:usaurara:20150303175900p:plain
こんばんは。またまた駆け込みます!よろしくお願いします。

短歌の目のイベントについては↓下記リンクをクリックください。

短歌の目8月のお題です - はてな題詠「短歌の目」


1流
くさぶえの心細さがあるふしぎ流離譚とかピューリタンとか


2囃
呟けば囃子言葉となる川を 珈琲碗( コーヒーカップ )でくるくる下ろう


3フラット
夏休みさいごの日となり豆腐屋のラッパはちょっとフラット気味で 


4西瓜
西瓜(にしうり)と南瓜(みなみうり)だけある国の北東がわにミサイルは墜つ


5こめかみ
安直はいかんと由来をぐぐってみたところ「こめをかむからこめかみ」ですって


自由詠み 怪談
この家は消したはずの灯がともる台風かぜが吹く夜にだけ


☆☆☆

自由詠みにいつも苦労します。やっつけでやるからですね、知ってる><
手も足も出ないので事実を書きましたw

さて。写真は夏の盛りに京都で撮った蔦の緑です。夏休み最後の公園はすっかり秋の空気に満ちて、蝉の声も子供の声もなくしずかでした。
読んでいただきありがとうございます。ではまた次回お会いしましょう!


気持ちがよくてちょっと不安な世界をどうぞ ――オカワダアキナさんの本

 紙をきれいに剥がされた針金のポイは、すぐに手作りとわかるやわらかな曲線をしていた。
知り合いのたこやき屋は金魚すくいもやっていて、わたしはよくそこへしゃがみこみ腕を浸して用済みになったポイを弄んで暇を潰した。意味もなく輪っかに水をくぐらせつづける。無意味だけどキモチイイこと。
先日オカワダさんと金魚の話をした。そのまえには海辺が舞台の作品を一緒に作らせてもらい、そのまえには水玉の話をしていた。どうもオカワダさんのまわりは水だらけなようだ。なら「水」というモチーフが好きなわたしがオカワダ作品を好むのもそりゃあ当然と納得する。さて、今日ははじめてのひとにもその作品の魅力をお伝えしたいのだけど何から話そう。

 ご本人がファンを公言しているせいもあるが、オカワダさんの文章にはほんのりムラカミハルキの匂いがする。じつは自分はちょっとハルキが苦手なのだけど、オカワダ世界は細部で似つつも全体としてはさほどそれを感じさせないでくれる。「計算し尽くし統制しきったあとの夾雑物のない居心地悪さ」とでもいうようなあの感じがない。「そりゃあそうでしょう無理言わないでください、うささん。そんな大望持ってなんかいません!」とか、あるいは「やりたいけど自分にはやれないと潔く諦めてますよ!」とか、ご本人はおっしゃるかもしれない。が、わたしにとっては理由はどうあれこのことが幸いだ。(この部分についてはもっと強くそのやさしさについて触れたいが、また別の機会に)
では「計算や統制のない世界」なのかといえばそれも違う。計算や統制は別の意味でしっかりされ、読者は躓くことも不要に迷うこともない。

眼に入ったときどんなふうか。
音にしたときどんなふうか。
イメージとなったときどんなふうか。
それらがいつどこでどんなふうに重なり合うか。

そういったことが事細かに練られている。
詩のようである。散文のようである。そしてたしかに小説である。
絵のようである。音楽のようである。だけどたしかに小説である。


 そんな魅力的な作品群のなかから、夏のオワリにおすすめな「水ギョーザとの交接」の話をしよう。
14歳の少年と母親の弟である叔父さんとのセクシャルな交わりをストレートに描く。未成熟な主人公の語りによって真理をあらわにするのは裸の王様と同じだ。でも童話じゃないからオカワダ世界の語り手は純粋無垢なこどもじゃない。己のなかにも同じ罪があることをすでに自覚しつつ未だ社会の枠からは逃れてある、そんな微妙なとしごろの語り手がときどきラインを踏んで語ってしまう。それが楽しい。ネタバレを完全回避しながら雰囲気を伝えられる例を引こうか。「水ギョーザとの交接」の続編の宣伝コピーだ。
「夏休みにセックスしてしまいそれきりだった叔父さんが、抜き打ちで家にやってきた。ちゃんと好きだと言いたいのに、言葉より先にちんこが出てしまう!」
1行で終わらす宣伝コピーがこれなのだから中身はお察し。しかしハチャメチャだからこそ、先に述べた本当に見せたい奇麗なものが際立ってくる。

さて、終盤では主人公がくたびれた肉体を持て余す叔父に語りかける。綺麗だよ、と。
綺麗なものに接すること、その気持ちを頭の中で言語化すること、さらに言葉にし相手に伝えること。これもまた現実の大人には難しい。とても勇気が必要だ。だから読んで励まされる。励まされて口にする。そして今これを書いている私自身が、まさしくそうなのだ。
オカワダさんの作品の多くは、読むと股の間にすよすよと風が吹く。気持ちが良くて、でもちょっと不安になる。いつの間にかパンツを穿いてしまった猿たちがひとときその感覚を思い出すための、とてもステキなちょとイケナイ本。表題作はそんなタイプのオカワダ作品の代表だ。ぜひ。


↓今週末のイベント@あまぶんでの作品ページはこちら
http://necotoco.com/nyanc/amabun/bookview.php?bookid=171


追記:上記作品は男性同士の性関係が主軸になっているので、それと別に万人向けの本もひとつ紹介しておこう。「飛ぶ蟹」

ちょっと不思議な話をいくつか含んだ短編集。オカワダ世界の豊かなイメージをあっさりした短編で重層的に楽しんでいただけます。

短歌ハッシュ8月号配信最終日

となりました。配信は セブンイレブン A4 カラー 60円 番号81090618 です。
f:id:usaurara:20170807160000j:plain
f:id:usaurara:20170807160001j:plain

今回はツイッターで知ったネットプリントの合同配信企画 紙街01 に参加させていただきました。テーマは「海のいきもの」で、イラストだけのものから文章主体のものまでさまざまなネプリが揃いました。主宰の黒崎さんがとりまとめたモーメントがありますのでご興味があれば閲覧ください。


うちのネプリはいつも通りのイラスト×短歌8首で、モチーフには海藻を選びました。
短歌は「海」もしくは「海松(見る)」をテーマにしています。

f:id:usaurara:20170813181554p:plain

イラストの色合いが優しいふんわりした雰囲気なせいか、集まった歌もふわっとしたのが多かったかな。
わたしは「海藻」と「回想」を掛けて詠みました。あと、「みる」という音を無理やりねじ込みましたw 本当は「海松」をもっとうまく使いたかったんですが。

上記のイラストで、海松は濃い緑の円形で描かれているヤツです。日本の伝統的な文様で、松に似ていることから松と同じように豊かさや稔りを象徴する吉祥としてきものの柄にも使われています。ずっと描きたいと思っていたモチーフでしたので楽しく描きました。

紙街の企画は今後も定期的に続けるそうですので、また機会があれば参加したいなと思っています。主宰の黒崎様、とりまとめありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。