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コラボ花うさぎ・制作振り返りノート

告知 イラスト 短歌

こんばんは。今週末開催のイベント「テキストレボリューション5」向けの作業が一段落しまして、おしながきも作りました。
イベントについて詳しく知りたい方はこちらからどうぞ→
Text-Revolutions


おしながき
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そして今日は宣伝がてらフライング的に制作裏バナシをします。今回は「花うさぎ」として登録参加してますので相方である磯崎愛(id:isizakiai)さんとのおしゃべりですよ。ちょっと長いけど5分程度で読めます。ではどうぞ~ 


☆まずは振り返り☆


  テキレボ5向け原稿終了ってことでお疲れ様ですー。じゃあ始めましょう、なにから? 今回の失敗談とかかな 苦労話?ありますか。
私は製本過程の失敗はたっくさんあるけど、内容的にはそんなに思い当らないかな。今回の泣草図譜文鳥編は先祖返り的な本なので、(本来『海柘榴』を出したときに一緒にこれが描きたかった)内容はかなりもう絞られていたんですよ。迷いがなかったなあ。

  お疲れさまです~ 苦労したのは文字数制限と、せっかく蛇腹なのにろくに仕掛けができなかったのが失敗ですかね?


  ああ、それは企画に時間的な余裕がないのが原因ですのでw
文字制限に関してはだいぶコンパクトなもの、書くようになってきたのではと思って見てますけど。二つの作品(アンソロのと蛇腹のと)どちらもそこそこ短いけどちゃんと香りを失わずに書けていてよいなと。

  ううううう>< 蛇腹だから、たぶんやれることいっぱいあったはずなんですよね、まあでも無理でした。。。 製本は素人目にも大変な作業だとおもいました。

  ほら、「やるよやるよ」って言ってあったらさ、腹積もりって言うか。じゃあこーいうのどうだろって普段から算段するでしょ。でもなんにもないところからいきなり「蛇腹!」って言ったもんねw

  たしかにw いきなり蛇腹って言ってましたね。

  つまりは、次回に期待してます(どーーーん)

  ひ~~~、このひと、ほんとにどSだ!!!!! すんごい真面目にいうと、3000字からが勝負で(星新一さんも2~3000字)、あとはやっぱり一万字あると細かいエピソードが入れられるんです。こんかい8000字?でしたっけ?つらかったです。。。

  私は蛇腹のほうはすごくエキサイティングでしたねw ドエロを自分がどこまで描くか、描けるか。

  あ~~~~~ うささんのほうは絵もあるからなああ、蝶の翅の位置取りが凄くよかったです。あれはたぶん、蛇腹だから活きるって感じ。

  そして、一旦ポルノとして作ったものを、どうやってリリカルで美しいイメージの作品に再構成するかっていう試みが楽しかった~

  「抜ける」、ご手淫本!!! あたくし、ポルノは惨敗しましたので面目ないっす。。。 立つ瀬がないw

  そうそう、「ご手淫本」! 気に入っているんですこの裏表記w
あー、10000ならがんばったら作れるかなあ。ページ数多くなっちゃうと厚みが出て蛇腹のデザイン的なバランスが悪くなるので、そこを版の大きさとそうだんしつつ。考えときます。

  なるほど、可読性と大きさの問題もありますものね、一文字ずつ格闘する感じは減るかなあ、一万字あったら。

  いや、格闘はやっぱり同じだけして、そのうえでの2000追加でなきゃ駄目です。@スーパー攻め様

  スーパー攻め様w TLで話題のうささんwww

  絵があるとそりゃ即物的に「来る」ので、文章では歯が立たないところもありますし。「勝ち」だとしてもこっちがだいぶ下駄はかせてもらっての勝ちですねw

  絵のほうが刺激的、というのもありますが、今回はたぶん、わたしが上手くネタを消化できなかったせいです。

  ま、それもこちらが先にネタの設定をしちゃって、そこに合わせて書いてもらったので縛りがキツかったですね。お疲れ様でした!

  でも、縛られたほうが本来の力は出せるものなので、実力が足らんなあとおもいました。。。

  ほんっとに縛られるの好きなひとね。。。w


☆『海柘榴』舞台である小浜のはなし☆

  『海柘榴』の温泉旅館って現地体験?

  いえ、それはネットで調べましたwただホテルや旅館は見てたので、あ、あのへんよさそう、みたいなのをまぜまぜして。

  わたしは昨年『海柘榴』の原稿を終えてからすぐ、という感じで桜と椿の小浜に出かけたんですけど。一人旅がなかり久々だったこともあってなんかこうやたらとしみじみしましたね。街のスケールとか、なんだろう。背に山があるでしょう、あそこ。で、平地がすごく狭くてすぐ海。隔絶とかいうほどじゃないけど、ちょっと離れ里的なわびしさがありますね。そのセットの中に歴史が詰まっているのが魅力。愛さんにとっての小浜と作品制作について少しお聞きしておきましょうか。

  モデルになったひとたちのことを語ると、勝くんのモデルは複数の、じっさいに亡くなったひとたちです。『夢のように、おりてくるもの』で黒髪君が出会う老婦人(学校の先生)の師匠だった夢使いに関しては、わたしの知人の占い師のようなことをしていたおじいさまがモデルです。福井のひとだと聞きました。それから、福井というと、殊能将之先生で、なんとなしに、あちら側へ通じる場所、みたいなイメージがあります。
ひとの死や、慰めようもない悲惨な目にあうっていう現実を、どうやって小説に落とし込んだらいいのかというのはずっと考えていて、ようやくさいきん、これで書けているとまでは言わないまでも、あまりにもこれではっていうふうに思わない程度には文字にできてるかな、ていうのはあります。まあただたんに年取っただけかもしれませんw

  わたしのほうは今回の泣草図譜制作の主人公を最初別の人物で考えていて、でも土壇場でやっぱ小浜は春だ!いま描かなくちゃ!!って。後瀬山の桜が霧雨に濡れて綺麗だったんです。茫洋として。あちこちにある鮮やかなお地蔵さんも、浜辺にあふれてた櫻の花びらも、綺麗だったなー。聖地巡礼してなければ、文鳥編は描いてないですねたぶん。




  行ったひとでなければかけないものがありますね。懐かしかったです。ちょうど、時季もよかったのでしょう。

  愛さんは観光として行ってないから、あの町の観光名所なんかはあまり訪れてないんです?焼き鯖は?w わたしゼッタイリベンジするねん!!>串焼きの鯖


  それ、わたしも食べてないっすよ

――――

  小浜のことを調べているとやっぱり都との結びつきが強い土地で、その因縁がいまなおあるんだなあって感じますね。東京(現政府)への抵抗感っていうか。そういうのが、時流に乗ることを拒んでいて結果大規模開発の旨味も取り逃してしまって、、、というような。でもそういうプライドを捨てない!みたいな。
でも新幹線通るみたいですねw どうなるやら

  ほんとに奈良っぽいですよねエキゾチックな感じがして、京都もなんのかんのと異国趣味があるけど、奈良に近い感じがする。奈良のおおらかさに近い。大陸とちかい。福岡なんかとも、なんとなく似てる気がします。出張しての感覚ですが。

  私も時間がなくてあまりお寺巡りできなかったんです。酒井家の菩提寺のお寺(八百比丘尼の洞窟の)のほかはお初さんのお寺だけかな。あそこは綺麗でした。高いところにあるんです。
八百比丘尼の洞窟は線路がなかったときにタイムスリップして入ってみたかったな!!

  洞窟はロマン!!!

☆キャラクターのはなし☆

  わたしからの枯れてない大桑さんが見たいという要望と「花うさぎ深夜便」ってタイトル聞いて朝チュンを寄こすってね。いや、朝チュン派って知ってたけどw (花うさぎ深夜便はオマケの折本です。イベント終了後にこちらでも公開予定)


  だって、だって、あの、テキレボさん全年齢でしょーーーーーーーーー!!!!(太字ゴシックでお願いしますw)

  でもちんこって30回くらい言っちゃうひとも居るみたいですw >全年齢
あの起こすとこ、好きw (深夜便の話のなかで大桑が女を起こすシーンがある)

  足触るんです、わりない仲じゃないとできないテクニックっすよw 好きというのなら、今回は断然むっちゃんですね。いいキャラだ。ああいう脇役がいると、おはなしにふくらみと味が出る。 (むっちゃん=「泣草図譜文鳥編」の脇役で勝の父親の幼馴染)

  大桑さんって体力なさげだけど長距離ランナー的な良さはありそうでね、ちょっとあったかくなった季節にお仕事依頼したいですw

  色事は観察力があるのでたぶんそこそこ上手いとおもいます(とマジレスw) 体温はあんまり高くないので冬場の湯たんぽにはそれほど役立たずでしょうが、まめなひとなので、お裁縫からお料理からお掃除からなんでもできてよく働きます。

 むっちゃんねえ、いきなりじゃりン子チエになってしまってね!困っちゃったw 美少年と花、、、からトーンが急にコミカルになっちゃって><

  いや、あれがあったからよいとおもいます!!!じゃないと、ロマンチックな話しになってしまう。うささんのコミカルさが、あのはなしを引き締めたと思います!

  自分では結果的によかったか悪かったか判断つかないかんじでした。シリアスとコミカルの配分は今回難しいなって思ったな、そういえば。愛さんにそう言ってもらって今ちょっと安心しましたけど^^
お話の尺がないので(ああいう形式だから文字数があまり増やせない)コミカルさとシリアスさとがシーンごとに明確に切り替わる影響が強く出すぎるんです。大きな尺のなかであればさほど気にならないけど。だからこの点は今回勉強になったかな。
わたしは晃一さんと(大桑さん)のスレスレなお話が読みたいです!!

  リアリティを支えるのはたぶん、コミカルなものなんだとおもうんです。文字を書くだけで悲しいことがおこるふうになるので(@保坂和志さん)、それに抗って書くほうが難しいとおもってます。だから家のなか大変なんだけど、ああいうひとがいて、世の中まわってるという現実をかくことのほうが大事だなあと。

  わたしが人情コメディ好きなのはそれだと思うんですよ。コメディっぽい話なのに読み終わった後しんとするようなのがね、描きたいですねえ。今回二人ともにテキレボではおじコレ企画に参加してて主宰のおかわださんにお世話になりましたけど、おかわださんの書くお話もそういうところがとても自分の好みに合ってるんです。いい企画に参加させていただけたなあって。まだ終わってませんけどw

  あんまりいま、そういう話しが受けないのかもしれませんが。よいものだと思います。おかわださんにはあまりにもお世話になりすぎて足を向けて寝られないレベルです!!!あと、なんだろう、水っぽい濡れぬれとしたひとだなあとおもいました(←どういう意味だ?) 情がある、と言えばいいんでしょうね。

  水っぽいひと、すきなんですよね?愛さんw そうなんですよねえ。あそこまでちゃんと評を書いてくださって。自分の制作もあるのに並行してやってしまうバイタリティに敬服しました。


――――――――

ということで、今回ふたりともがお世話になった「おじコレ企画」とその主宰おかわださんへの謝辞で〆とさせていただきました。
せっかくですのでおじコレ企画のリンクも貼ります。テキレボの作品で「伯父または叔父が出てくる」ものを集めよう!という企画です。多彩な作品がコレクションされております。よかったら覗いてくださいね☆

テキレボ有志企画 おじコレ 
uncle-collection.tumblr.com

そしてそれぞれの作品にとても丁寧な感想、解説をいただいています。ぜひ読んでみてください。作風がかなりしっかりと伝わる良い解説で、なおかつ作品への愛がある文章です。主宰のおかさんの読みの深さとあたたかさに心から謝辞を申しあげます。主宰さま、ありがとうございました。

・磯崎さんのおじコレ参加作品 「街にて赤灯(とも)る」の解説ページ↓

http://uncle-collection.tumblr.com/post/157231711477/街にて赤灯る百花王掲載-作磯崎愛花うさぎ-委託-09more-500
uncle-collection.tumblr.com

・わたしのおじコレ参加作品 「海にて白光(ひか)る」の解説ページ↓

http://uncle-collection.tumblr.com/post/157472227877/泣草図譜文鳥編-作うさうらら花うさぎ委託-09more
uncle-collection.tumblr.com


それでは週末の浅草でのイベント「テキレボ」にエア参加するのを楽しみに、本日はこれで。お読みくださりありがとうございました!