九月の短歌の目に提出したものに、卯野さんがツッコミ入れてくださったのでw
二首練り直してみました。
短歌の目の締め切りは毎月10日です。まだ間に合いますよ。あなたもいかがですか?
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短歌の目第7回9月のお題と投稿一覧です - はてな題詠「短歌の目」
すでに投稿済みの10首も一応併記します。
1.一錠
まるむしを水なし一錠呑むごとき刑罰があり糖衣なかりき
2.おい
重力を振り捨ててゆく「おいらん」のムスメ浴衣に蝶や群れ飛ぶ
3.ウーパールーパー
唐揚げにレモンかけるかかけないかそれが問題ウーパールーパー
4.マッチ
クーラーとマッチと座布団十枚がまた来年の盆を待ちをり
5.葉
紫蘇の葉をよろこぶ嫁によろこびぬ義母の梅なき
6.月
ブランコで
7.転
華麗なる
8.舌
夏果ててハァと一息ついている風鈴の
9.飽き
毛先まで飽きてからが夫婦です存じています存じております
10.【枕詞】うつせみの
うつせみの世との吊りばし心電図 I see you @ICU
このなかの5と6を以下のように直して再提出。
5.
紫蘇の葉をよろこぶ嫁によろこびぬ義母の梅なき 二十年 はたとせなるかな
→紫蘇の葉のあつき
6.
ブランコで
→ブランコで
5は要素が多くてコントラストが不足しているとのご指摘だったので、泣く泣く20年を削りました。
鳥の渡るころに海を渡って届く梅は、ただ塩とたっぷりの紫蘇だけで漬けられていて美味しかったなあ。
亡くしたひとをはなかんでいるのか、失くした梅を惜しんでいるのか、どっちの比重が大きいのか!w
6は作った時から後ろの部分の字面と音が満足いってなくて「あ、やっぱりな」と。どうでしょうこれで。