先日京都で開催されたそこ文(そこの路地入ったとこ文庫)というイベント関連記事です。内容は
1 これに向けて制作した手製本『百花迷草』のこと
2 イベントにお邪魔した報告
3 最寄り駅・京都御池界隈をスナップ写真で紹介
となります。
1 『百花迷草』のこと
短文アンソロジー『百花迷草』は、A6サイズ横型・和綴じの布張り手製本です。実在しない花についての140字をツイッターで募集し、総勢43名・61作品のアンソロ本になりました。作品の8割はいわゆる「ついのべ」、あとは短詩系が各種といった構成です。
#ものづくりに乾杯
— usaurara 卯楽々堂 & 花うさぎ (@usaurara) 2021年5月15日
昨日仕上がった手製本、『百花迷草』を見ていただけると嬉しいです。アンティークの着物地を表紙に使っています。
「実在しない花」をテーマにTwitterで募集した140字をまとめました。(全61作品)
6月に京都でイベント #そこ文 に出展予定です。
タグもあります→ #百花迷草 pic.twitter.com/OPzWsijhDf
手製本の制作についてはモーメントで見ていただけます。こちらをどうぞ。
twitter.com
2 イベント「そこ文」について
下のリンクはそこ文さんのホムペです。同イベントは第3回も「Cafe YoKoSo」さんで9月に開催予定(サークル募集は終了)、第4回12月開催予定ぶんのサークル募集はこれからだそうです。
potofu.me
・地下鉄御池から会場のCafe YoKoSoさんへ
イベントには近所で前泊し、当日昼ごろまで御池駅界隈を散策してから伺いました。会場のカフェへは地下鉄烏丸御池交差点から北へ2筋上ってレンガの建物を西へ入ります。ちょっと表通りから入っただけで、小さな町屋の残る街並みに。↓こちらはカフェのある通りを歩いていて気に入った建物。
まずこれ。看板に「加賀特産白山紬小巾二巾二四巾三巾四巾」と。
ホムペを見ると染める前の反物専門店のようで、そこには
「三浦清商店は白生地や。
用途に応じた白生地をご利用ください。
切り売りもしてございます。
各種悉皆も承っております。」
いいですね、プライドを感じます。
ここは薬問屋が並ぶ通りだったらしく、薬祖神祠という薬の神様を祀った横に薬業会館と薬屋が並んでいました。大阪では道修町に似た風景が残っています。
これはよくわからないけどタイルがとてもかっこいい建物。好み^^
いよいよ到着。Cafe YoKoSo さんはウェブで写真を見ていたのですぐわかりました。中庭に面した大きなガラスからの光が入って明るくお洒落です。が、おしゃれ過ぎて居づらい感じはなくて常連さんに愛されるアットホームな店。ここはきっと穴場^^
そして自作品の『百花迷草』ですが、この時点ですでに完売していました。万歳!(小規模イベントで納入が各5冊までなので別に大したことはない) お買い上げのみなさま、ありがとうございました。
それにしても紙の本が並ぶとやっぱり楽しい。わたしも久々に面陳で同人誌を選ぶことを味わい、運営のめるさんたちと同人的おしゃべりを楽しんで店を後にしました。
↓これはお土産にいただいた常連さんの手作りクッキー。素朴な味わいで美味しかったです。ごちそうさまでした^^
それから、ありがたいことに『百花迷草』は今後も「Cafe YoKoSo」さんで閲覧いただける運びとなりました! (下のツイート参照) 店主さま、ご厚意に感謝いたします。
たくさんの方が参加されている「百花迷草」について。「これはゆっくり読まないともったいないね」と言って貰えまして、カフェさんのご厚意でしばらくお店に置いて貰える事になりました。
— そこの路地入ったとこ文庫_第二回ありがとうございました (@sokoroji_kyoto) 2021年6月27日
木~土ランチ営業のみ(7/22~24も営業予定)です。#そこ文 #百花迷草https://t.co/zCYNQjRNFP pic.twitter.com/rqBuZotRGP
「これはゆっくり読まないともったいないね」と言って貰えまして
と運営さんから。本当に嬉しいですね! アンソロにご参加のみなさん見に来ていただけるかもしれませんし、まったく縁のない方の目に触れるチャンスもできることをありがたく思います。京都へお越しの際はぜひ Cafe YoKoSo さんへお立ち寄りください。最寄りに京都国際マンガミュージアムもあります。
3 御池(おいけ)駅近辺の写真ログ
ここからただのお散歩写真です。よかったらお付き合いください。
前日は昼に京都入り。烏丸から仏光寺へランチをさがして見つけたキッシュのお店。町屋カフェは若いお姉さんで満員、鮭のキッシュ美味しかったです。
地下鉄で御池へ。地下鉄を出たらカシワバアジサイがきれいでした。
新風館ってまだ行ったことがなかったなーと一巡り。緑の多い中庭が開放的で居心地いいですね。ショップは和風な鉢物のお店が珍しかった。
そのあとはレンガ造りの京都文化博物館へ。まずは一階の和紙のお店で手漉き和紙をたくさん見て触って買いました。こちらは手漉き和紙が好きな方にはお勧め! 下写真はたっくさん買ったなかの一枚です。野性味がちょうどよいな。
ここで足がもう棒、中庭のカフェで休憩しました。ケーキ売り切れてた(涙
その後企画展と常設をゆっくり見て、向かいのアンティークショップに。雰囲気がよくて入ってみたかったのですよ。お値段ちょっと高いかなーとおもいつつ旅の土産に小皿一枚、、、が、さっきのクッキーの写真です。印判って一時期大量に出回った庶民のお皿、模様がおもしろくてよい。
この日はここからホテルまで晩御飯のお店を物色しながら歩いたんですが結局見つけられず、部屋でレーズン蒸しパンを食べて眠りましたw しかしうわさに聞いていた「ロバのパン」です! 食べずに死ぬかと思っていたのに。ご縁です。
さて、翌朝は激しい雨音で目が覚めました。予約なしでは朝ごはんムリですと言われてふらふら御池に移動し、たどり着いたのはポールボキューズ。なんで京都でポールやねん、、、w
イベントは11時からだったんですが、並ぶのが嫌だったので第一陣がひけたころにと時間つぶし。烏丸御池の南西は京都ならではのお店もいろいろ。こちらは和装雑貨の店。
さいごにランチ代わりに食べたベルアメールのパフェを貼ります。
今回はやっぱりお店で食事をすること自体に積極的になれなかったので、美味しい写真は控えめな旅となりました。
でもベルアメールのベリーとチョコのパフェはさすがに美味しかったし、濃い葡萄色の紗の着物に重ね衿と半襟を新しくして出かけたのも、中ヒールでなんとか行程をこなせたのも嬉しかったので満足です。欲張らずにラッシュアワーを避け早々に帰宅したので、早く安心して移動できるようになるといいなとあらためて思いました。
次の旅はいつになるかな。またここで報告ができますように。
さいごまでお読みいただきありがとうございました^^