zine展別府の振り返りと今期全体のこと

前の記事でテキレボを終えたので今日はzine展別府の振り返り

zine展別府結果
返送荷物がえらい小さくてびっくり。今回はクラフト寄りなものに人気があったようです。納品数が少ないため完売して見本までお買い上げいただいたものもあったということで「ありがとうございました!」 また、代行に不足を出してしまって申し訳ありませんでした。
とはいえ納品数を大幅に増やすのも難しく今後もこんなかんじかとは思います、すみません。


☆そして恒例豆塚レポート。
去年よりさらに詳細なデータをいただき、とても参考になりました。
初参加の去年ほどではないものの、自分のような駆け出しが出る場所なのかという気持ちがあったのをレポートが払拭してくれました。今年は現地に行く予定だったのに準備不足で行けずでしたから、これがなかったら全体像がつかめず自信の持てないままだったと思います。いろいろアドバイスもいただきありがとうございました。


展示について。
今回は文鳥のイラスト入りpopにしましたが写真で見る限りうまくはまっていたように思いました。
展示は作家ごとまとめられていて、うちのものもとてもいい雰囲気に飾り付けていただけて嬉しかったです。ありがとうございました。また、3日間こまめに場所の入れ替えなどもしていただいたようで、お疲れ様でした。
今年はまっ白な棚が整備されて格段に雰囲気が明るくよくなったように見えましたね。こうして毎回少しずつ手が加えられていって、数年後にどんな素敵なイベントになっているんだろうなあと楽しみです。今後とも宜しくお願いいたします。


☆☆☆ 

ここから数字の話です。
全体(テキレボと別府を合わせて)収支についておおまかに


うちは現在のところ委託専門で、イベントひとつの経費は下記のように5000~6000円というところです。

委託参加費用 3000円
荷物の往復運送費 3000円(少ない場合は2000円)

現状では半年ごとに2つ、一年に4つの委託をしています。今期も2か所(テキレボとzine展別府)に出したのでおおまかに約10,000円かかったことになります。
うちの本はだいたい一冊約500円、そのうちの200円が利益。10,000円をこれで割ると50冊売らなければ利益は出ないということになります。(今回のべんぜんかん簡易版は利益@50円)


今回(テキレボとzine展)の利益
布貼りのものが2種類合わせて43冊 →8600円
簡易版は21冊(11月26日現在)   →1050円
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合計 9,650円

10,000円に対して9,650円でほぼ経費回収できたかんじです。たくさんお買い上げありがとうございました!アンソロ執筆者のみなさんにも御礼申し上げます。とはいえ代行でテキレボとzine展合わせて20,000円近く買いましたので、それを入れたらがっつり赤字なわけですが。
ちなみにテキレボでの代行購入がこれです。

で、これをどう考えるかですけども。「大人が趣味に没頭して半年暮らしてこの程度の投資はしかたない。むしろ2万円で半年間すごく楽しく暮らせるなら素晴らしいんじゃないか」って思います。そしてわたしは無職ひきこもりですので、このくらいの収支が相応かなとも。なるべくこのバランスを維持しながらこれからも楽しんで続けていきたいなあ。


それから値段については上げてもいいのではとアドバイスもいただきましたが、しばらくこのラインでやっていこうと思います。
値段と商品のつり合いを考えるときに、手間をどこまで計上するかは商品のカラーや客層に合わせてケースバイケースで考えるべきだろうと思います。うちは高級な仕立ての希少な本を作るつもりはなくて、「少し器用なひとがどこにでもある道具できちんと作ったもの」を作りたいと思っています。買ったら大事にしまっておくというようなものではなく、すぐ手に取れるところに置いて何度も触ってもらいたい。そういう本を一冊500円~600円までで提供したいです。
もちろん中身に自分的にはサイコーなものを入れていますから、趣味が合う人にとってはそれ以上の値打ちがあるに違いない!!と思っていますよ。そりゃー当然です。えっへん!!

では次の更新は創作アドベントカレンダーに向けての手製本の話です。よろしく☆