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最後だから振り返る短歌の目12月

短歌の目最終回ということで、反省とか嫌いでやってなかった「振り返り」をわれもすなむとぞおもふマス。他の方の振り返りもよろしかったからこちら↓からどうぞ。

tankanome.hateblo.jp




1. ファー
  交点は手繰れないほどファーラウェイそれでも年賀の絶えはしなくて

説明要らないですねw わたしは、ここ数年まったく書いてないんですが、それでも出してくださる人がぽろぽろあるのですね。ありがたいですね、返事書かないけど><


2. 密
  まき貝に 密閉( ジップ )された音列の解凍されぬ魔法さがして

解凍されぬ、なのでオシテシルベシw


3. LED
  LEDのそれとおなじくらいにはわからぬままにうたう讃美歌

ここ数年ゴスペルを歌っているのですが、そして練習のたびに牧師様のお話も少しは聴くのですが、謎です。なんでそうなるの!


4. グレーゾーン
  ビルの ( )は過去と未来のグレーゾーン寒茜をただ見届けている

「寒茜」っていい言葉だと思って。


5. くま
  ハッカにも存在価値があるのだとのちには知りぬさくまドロップ

一番共感を得やすかったのがこの歌だったみたいです。共通体験さくまドロップ。



6. 石
  石亀の石ひとつだけを友として抱いてみたり足蹴にしたり

石亀の、の「の」がこれを短歌らしくみせているわけだけど、ゆえに古臭く感じたり「なんでそこでのを使うの」って思ったりする場合があるのだろうなとか。そういうことをこの企画で詠み始めてからかなり意識して推敲する癖がついたと思います。



7. イエス
  アイエスに日本語ならばアイがありイエスにイエがあるのだなどと

けど、アイエスには愛も家もあるやんかって後で思ったw


8. 鐘
  鍾乳をぺたりと跳ねて笑いける祖母に追いつきたい気もするけど

鍾乳がなんなのかまで書かねば伝わらないのなら伝わらなくていいやと思ってぼやかしたままにしてます。
自分の短歌は日記なのでへんに難解な、趣味的な言葉は使いたくないんですけど10首もあったらひとつくらいは「?」と考えさせるものも入れたほうが読者も楽しいのではとは思ってときどきそうしてきました。
(ちなみに祖母は20年前に子や孫に囲まれて大往生しております^^)


9. 氷
   新品( まっさら )の氷枕の弾力をたしかめてまた仕舞いこみをり

うちの子は丈夫なのかばかなのか、用無しでありがたいですw



10.【枕詞】降る雪の
  降る雪の消ゆ消へぬなどいふていられぬ師走の小春日

ニュースで環境問題を毎日耳にして「いふていられぬ」という心情に。小春日和がこうも続くと喜んではいられませんね。主婦的には嬉しいんだけど、お布団とか洗濯物とかねw


以上、簡単な補記でした。
年末年始に向けてみなさま体調崩されませんようにお過ごしください。