告知 / 文フリでよろしく2(短編小説の巻)

はい、こちら。こっちはコミックじゃなくて小説です!
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手にとって本そのもののツクリに、作った人の気持ちがしっかりとこもった本。主催者の象印社のくまぞうさんらしいあたたかさみのある装丁、それでいて中身はアンソロで幅が広い!ごく簡単な世界観だけを共有して14名がそれぞれわりと自由に書いています。

わたしは最後から二番目にある4pの短編「幡町」を書きました。
これは主人公のイメージ画。
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このアンソロの元ネタになっている「ゆきのふるまち」とイメージを共有したいと考えて、雪がキーワードのお話になっています。

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一緒にアンソロに参加したななさんから、早速感想をいただいていますので転載させていただきます。
ななさん、ありがとうございました。

library7.hateblo.jp

今はなくなってしまった幡町。もうすぐ父になる男性は、かつての幡町の思い出を胸に雪町を訪れるーー。男性の思い出と現在がリンクしていく過程が詩的な言葉で紡がれていてとても魅力的でした。この本の中で一番の掌編ですが、短い文章の中にぎゅっと凝縮された物語は、とても美しく儚い夢のようでありながら現実へと戻ってくる力強さがあるように思えました。


上記のブログページにはほかの町についても少しずつ感想が書かれていますので、興味を持ってくださった方はぜひ読みに行ってみてくださいね!