新しいウェブ文芸誌創刊のご案内です。
少し前からプレバージョンを公開されていた『片隅』が、予告通り本日創刊されました。
編集の加地さんに心からお祝い申し上げますとともに、今ご存じない方にもぜひ一度ページをひらいていただきたくご案内する次第です。
こちらからどうぞ→片隅-かたすみ- 伽鹿舎
以下はその編集者である加地さんの公開あいさつ文の一部転載です。
長らくお待たせした『片隅』を本日公開いたします。
『片隅』は、伽鹿舎のWEB文芸誌です。
「片隅は、そこに立てば中心になる」
そんな思いで、九州から発信していきます。
創刊号ともいうべき4月。
本日、4月23日は「サン・ジョルディの日」です。
小説『ドン・キホーテ』の作者セルバンテスの命日(1616年)であり、さらにシェイクスピアの伝説上の誕生日(1564年)かつ命日(1616年)でもあります。
ほかにも、フランスのゴングール賞受賞作家パスカル・キニャールの、ロシアの偉大なる作家ウラジーミル・ナボコフの、ノーベル文学賞受賞作家ハルドル・ラクスネスの誕生日であり、無数の作家たちの命日でもあるこの日、もう一度文芸の再発見をしたい、と願って、片隅はスタートします。
さて、なにかお祝いの言葉をと思っていたら、[短歌版深夜の真剣お絵描き60分一本勝負]でちょうどよいものを見つけたのでそれに絵を描かせていただきました。
失いし言葉かえさん青空のつめたき小鳥撃ちおとすごと/寺山修司
編集のみなさまには「言葉に撃ち落とされることを期待してこれから読ませていただきます」とお伝えします。
また、私自身もわずかながらこの紙面の挿画の一部を担うことになっておりますので、編集の方々の頑張りに報いることができるようにと気持ちをひきしめております。
『片隅』編集のみなさま、『片隅』でご一緒するであろうみなさま、読んでくださるみなさま、これからどうぞよろしくお願い申し上げます。