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たんたん短歌 2009 2月~3月

短歌

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短歌を始めたのは2009年の今頃でした。はてなハイクで短歌を始めたひとがとても素敵だったので自分もと。こちらに少しずつ整理していこうと思います。はてなハイクで相聞のように作ったものは単独で置くとやや無理な印象になってしまうけど構わずに置きます。
それにしても、そのころはここまで長く続く趣味になると思いもせずにいました。今見返すと気持ちがちょっと若いかなw 


・渡せどもまだ明けやらぬ河をゆく故はなくとも人は在りけり

・近づきてなおまだ遠いやわらかな春を呼びたし口笛を吹く

・空高く泣くも嘆くもうつくしきコロラチュラのころがるを聴け

・まどろみを破るひばりは電子音イミテーションの意味をおしえて

・縫い閉じたはずのやさしき胸と胸 どこかで裂ける音がした夜

・残された本の谷間に耳伏せばことりことりときみの胸啼く

・埋まらない胸のポケット手にあまる花を摘んでも本を積んでも

・あのころは大きければよかったの ぞうさんぞうさん あっち向いてホイ

・磐石が哀しくもあり春風に浮き沈みするちょうちょちょうちょ

・いざ発てよ 菜花にすがりて凪ぐを待つ 蝶のおさなさ 陽のあたたかさ

・「好き」といふかわりに「猫」といふをんな黒のとくりの背のあたたかき


以上、2009年2月~3月のものです。


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