zine展別府の振り返りと今期全体のこと

前の記事でテキレボを終えたので今日はzine展別府の振り返り

zine展別府結果
返送荷物がえらい小さくてびっくり。今回はクラフト寄りなものに人気があったようです。納品数が少ないため完売して見本までお買い上げいただいたものもあったということで「ありがとうございました!」 また、代行に不足を出してしまって申し訳ありませんでした。
とはいえ納品数を大幅に増やすのも難しく今後もこんなかんじかとは思います、すみません。


☆そして恒例豆塚レポート。
去年よりさらに詳細なデータをいただき、とても参考になりました。
初参加の去年ほどではないものの、自分のような駆け出しが出る場所なのかという気持ちがあったのをレポートが払拭してくれました。今年は現地に行く予定だったのに準備不足で行けずでしたから、これがなかったら全体像がつかめず自信の持てないままだったと思います。いろいろアドバイスもいただきありがとうございました。


展示について。
今回は文鳥のイラスト入りpopにしましたが写真で見る限りうまくはまっていたように思いました。
展示は作家ごとまとめられていて、うちのものもとてもいい雰囲気に飾り付けていただけて嬉しかったです。ありがとうございました。また、3日間こまめに場所の入れ替えなどもしていただいたようで、お疲れ様でした。
今年はまっ白な棚が整備されて格段に雰囲気が明るくよくなったように見えましたね。こうして毎回少しずつ手が加えられていって、数年後にどんな素敵なイベントになっているんだろうなあと楽しみです。今後とも宜しくお願いいたします。


☆☆☆ 

ここから数字の話です。
全体(テキレボと別府を合わせて)収支についておおまかに


うちは現在のところ委託専門で、イベントひとつの経費は下記のように5000~6000円というところです。

委託参加費用 3000円
荷物の往復運送費 3000円(少ない場合は2000円)

現状では半年ごとに2つ、一年に4つの委託をしています。今期も2か所(テキレボとzine展別府)に出したのでおおまかに約10,000円かかったことになります。
うちの本はだいたい一冊約500円、そのうちの200円が利益。10,000円をこれで割ると50冊売らなければ利益は出ないということになります。(今回のべんぜんかん簡易版は利益@50円)


今回(テキレボとzine展)の利益
布貼りのものが2種類合わせて43冊 →8600円
簡易版は21冊(11月26日現在)   →1050円
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合計 9,650円

10,000円に対して9,650円でほぼ経費回収できたかんじです。たくさんお買い上げありがとうございました!アンソロ執筆者のみなさんにも御礼申し上げます。とはいえ代行でテキレボとzine展合わせて20,000円近く買いましたので、それを入れたらがっつり赤字なわけですが。
ちなみにテキレボでの代行購入がこれです。

で、これをどう考えるかですけども。「大人が趣味に没頭して半年暮らしてこの程度の投資はしかたない。むしろ2万円で半年間すごく楽しく暮らせるなら素晴らしいんじゃないか」って思います。そしてわたしは無職ひきこもりですので、このくらいの収支が相応かなとも。なるべくこのバランスを維持しながらこれからも楽しんで続けていきたいなあ。


それから値段については上げてもいいのではとアドバイスもいただきましたが、しばらくこのラインでやっていこうと思います。
値段と商品のつり合いを考えるときに、手間をどこまで計上するかは商品のカラーや客層に合わせてケースバイケースで考えるべきだろうと思います。うちは高級な仕立ての希少な本を作るつもりはなくて、「少し器用なひとがどこにでもある道具できちんと作ったもの」を作りたいと思っています。買ったら大事にしまっておくというようなものではなく、すぐ手に取れるところに置いて何度も触ってもらいたい。そういう本を一冊500円~600円までで提供したいです。
もちろん中身に自分的にはサイコーなものを入れていますから、趣味が合う人にとってはそれ以上の値打ちがあるに違いない!!と思っていますよ。そりゃー当然です。えっへん!!

では次の更新は創作アドベントカレンダーに向けての手製本の話です。よろしく☆

テキレボ6委託参加振り返り

はるか昔の話ですみません。やっと余裕が出てきたのでテキレボの振り返りにおつきあいください^^

サークル花うさぎ、今回の参加は3度目です。そろそろ新人卒業ってとこですが、半年空くとすっかり事務的なことを忘れちゃうしルールのマイナーチェンジあったりするし毎度ドキドキ。とにかく前回失敗したプラグとウェブカタログの食い違い & 荷造り(本が絶対潰れない、濡れない) には注意しました☆


テキレボ公式アンソロ
テキレボは二人サークル「花うさぎ」の宣伝の場と考えてて、磯崎さんと私で相談してやってます。今回は私が公式アンソロを提出。蛇腹手製本『三角州』の「獺祭」から一部抜き出しました。

アンソロ参加作品「獺祭」usaurara.hatenablog.com

感想がドドドってもらえるのやっぱり嬉しいですねー!ありがとうございました。 せっかくだからまとめたモーメントも貼っておきます。
感想テキレボアンソロ寄稿「獺祭(だっさい)」にいただいた感想まとめ

「獺祭」の内容は単にうちの子をひどい目にあわせて喜んでいるだけ、といってしまえばそれだけなお話なんですけどねw 海柘榴シリーズの背景にある地理的な因縁のようなものを補足しつつ自分も楽しんで書けたらいいかなと。大方のひとに「エロい、怖い、ぞわっとくる」って言っていただけて満足しとります!読んでくださった方、ありがとうございました。


委託について

委託アイテム
・べんぜんかん(6名参加のアンソロ) 500円
・べんぜんかん 簡易版 200円
・三角州(花うさぎ2名の作品) 500円

制作は、何かあってもリカバリーできるようにかなり早めの工程ですすめました。べんぜんかんは公募ですが、たまたま見知った方ばかりになったこともありスムーズに進みました。
また、おもいきり早く制作にとりかかったので早めの献本ができ、いろいろな機会にデモをしてもらい多くの人の目に触れたことが代行での購入に繋がったのではないかと思います。私自身はイベント直参をしないにもかかわらず、たくさんの広報の機会をいただけて大変ありがたかったです。「手製本」がどんな感じなのかを実際に手にしてわかってもらえました。みなさんありがとうございました。

ちなみに、アンソロ『べんぜんかん』の売り上げ詳細はこちらで書きました→
usaurara.hatenablog.com
全アイテムの総括は次の更新で書きますのでまたお読みいただければと思います。


☆企画参加

ポスカ企画参加
300.siestaweb.net
テキレボの有志企画で一番有名かつ大掛かりな企画です。手のかかる企画を個人で継続的に運営していらっしゃるのでなるべく盛り上げに協力しようとテキレボ常連はみんな参加します。ポストカードは手軽ですしね、お値段的にも。ってわけでテーマ「和菓子」に福井の水羊羹で参加、同時に「郷土菓子企画」にも参加。
でもね、ポスカ企画って、ポスカの交換会兼くじびきっていうのが、当日参加者には楽しいんですね? やっとわかってきたw うちはチョコを提供したんだけど次はネタに走ろうかな!

鳥散歩 に『三角州』の「獺祭」で参加
http://freedom.lolipop.jp/torisanpo/
幼馴染片思い に『三角州』の「たがそでゆめむすび」で参加
suamania.blog.fc2.com

主催者様、お世話になりありがとうございました!
わたしは鳥を描くのが好きでテキレボでは毎回鳥散歩に参加しています。つまり企画参加ありきで話を作ってるんです。結構たのしいですよ。ちなみに次回のテキレボではすでに

・鳥散歩
個人事業主青年
・現代ファンタジー

あたりかなと目星をつけています。あと、自分が委託サークルの身で主宰できるならば「花」でマップをやりたいですね。(確認中)


☆イベント当日のこと

委託なのでツイッターの様子を見てエア参加。嬉しいことに昼過ぎには布表紙は2種類とも完売になっていたみたいです。紙表紙の簡易版はそこまで手間がかかってないから残部が返ってきてもまあいいやって思うんだけど布バージョンは残ったらむっちゃ悲しいなあって思っていたのでバンザイしました!お買い上げくださった方、本当にありがとうございます。テキレボという場所に自分の作品が受け入れられるだろうかという懸念がずっとあって、(まあそれはいまだにあるにはあるんですけどw)ある程度認知されてきたんだなとこれからは多少の自信をもって臨める気がします。活動を見守ってくださっている方々に、この場を借りて御礼申し上げます。


☆次回テキレボ
これまで春秋開催だったテキレボ、次回は春がなくて夏。海の日開催だそうです。そしてコスプレ導入?ちょっと運営さんがどこを目指しているのかわかんないけど、楽しみにしつつコツコツとやれることをやっていこうと思います。


☆便乗告知です
そうそう、コツコツとやっていた手製本が仕上がってきたとこなのでお披露目させてください。
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来年お正月明けに浜松で行われるイベントに向けてオカワダアキナさんと詩画集制作しました。
オカワダさんは以前このブログで紹介した方です。
usaurara.hatenablog.com

『昨日のかみさま』でもご一緒させていただいたのですが、あの作品でできなかったことを詩画集でやらせてもらえないですかってお願いして実現しました。赤がオカワダさん青がわたしの2冊セット、なんとなく呼応し合っていながらふんわり漂っているテキストたちです。セットで1200円。
今回の開催場所はアートカフェギャラリーなので、絵の配分を多めにし色もしっかりとのせました。わたしたちの『架空便』(エア・メール)が、遠い場所で誰かに届く日が楽しみです。会期が長いので旅をしようかと思ったり。

また会期が近づいたらお知らせいたします。ではここらへんで。お読みいただきありがとうございました!

ゆうせいからの物体X お題:贈り物


上記ツイッター創作小説企画に参加します。


『ゆうせいからの物体X』

卵黄に赤い筋が走る。その生臭さに、子供のころの記憶が蘇った。精子があるとかないとか、だ。と同時にまたアレが頭を掠めた。結婚して5年、そろそろ妻が「検査」を切り出しそうで気が重いのである。


卵酒なんて後で酒を飲めば同じことだ」と男は一気に卵を呑み干した。
果たしてその夜は風邪どころか、これまでに感じたことのないほどの生気が湧き「民間療法も馬鹿にしたものではないな」と男はしきりに感心した。


逆算してみれば、授かったのはその夜に違いない。
もちろん二人は大切に育てているが、ちょっと変わった子であった。
魚が大好きでどんな魚も丸呑みするのである。


もしやあれはコウノトリの卵だったのかもしれない。

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☆☆☆

トリ年最後なのでトリで!とにかくタイトルありき、でしたw
コウノトリはたしか県鳥なんですよね。でも知らなかったな。魚を丸呑みにするのが鶴との違いなんですって。

難航しましたが楽しかったです。小説は来年の300字企画まで、ごきげんよう。ブログ自体はあと数回更新したいなと思っています。では、また^^

イベント報告その1 アンソロ『べんぜんかん』

こんばんは。文章系創作イベントへの委託を2つ終えましたので、まとめを。まず今回はアンソロ『べんぜんかん』を主宰しましたので、イベント2つぶん合わせて現況報告しておきます。

制作

『べんぜんかん』は4月にツイッターで公募、5月には中身を仕上げて6月には著者献本ぶんのお渡しができました。制作はかなり手の込んだことをしたんですが、みなさんに協力いただいて非常にスムーズでした。頒布は秋のテキレボ、zine展別府のふたつをメインにしていたので残りのノルマもマイペースでやれました。今後もこういうペース配分でやっていきたい。


頒布

2種類の数量内訳
A布貼り 26冊 (+ 見本2冊 + 著者献本5冊=33冊) 
B簡易版 29冊 (+ 見本1冊 =30冊)

全部合わせると制作は63冊でした。(内頒布用が55冊)

これを2つのイベントに分配
A布張り  テキレボ 20冊  zine展別府 6冊
B簡易版  テキレボ 29冊  zine展別府 0冊
(簡易版は専らテキレボの代行向けに用意したものです)


販売実績
A布貼り 26冊 + 見本誌1冊 =27冊 
B簡易版 14冊 (残15冊)
合計 41冊

テキレボでもzine展別府でも布貼りのほうはかなり売れ行きがよかったようです。
(別府では布貼り手製本は2種類出したのが一日目で完売していたとのこと)
もともと制作部数が少ないですから完売と言ってもたいしたことはないですが、「もっとたくさんあっても売れたと思います」「値段ももっと高くても売れると思います」と別府の主宰さんからアドバイスをいただきました。
嬉しい~。ひきこもりの地道な毎日が報われたっ!!

届くかどうかわかりませんが「手製本が好き」と値の張る布貼りを買ってくださったみなさまに御礼申し上げます。また、アンソロ『べんぜんかん』に参加くださったみなさんにも御礼申し上げます。楽しかったし、いろいろ勉強になりました。

残部についてですが、簡易版の15冊は1冊を見本にして残りを文フリ東京に7冊個人委託、1月のココスト@浜松に7冊委託予定です。デザイン的にココストのカフェギャラリー展示には向いていると思いますし、お値段プチプラなので出るんじゃないかなと^^

(べんぜんかん 簡易版)

文フリ東京は23日、磯崎愛さんのサークル「唐草銀河」(ウ65)で頒布です。よろしくどうぞ。
磯崎さんのテーブルにはコラボ制作した「夢のように、おりてくるもの」や、ルネサンスもののきらきらしいやつとかスペースオペラっぽいやつとか並んでいるはずです。とにかくあのひと引き出しがたくさんあってびっくりするからぜひ行ってみて!!『べんぜんかん』のへんてこなやつも「ああナットクー」ってなるよw

では、また続きは後日。次はテキレボのことを書きますね☆

『昨日のかみさま』アンソロ版・制作ふりかえりトーク(うさうらら × オカワダアキナ)

文フリ東京で初頒布されるアンソロジー 文芸コンピレーションinput selector  にコラボで参加しています。オカワダさんの小品を舞台っぽい味付けやコミックのオマケをつけて盛り盛りにしたもの。その内容はあらためてここでも紹介しますが、今日はその制作をオカワダアキナさんと振り返りたいと思います。ちょっと長いですが創作が好きなひとは読むと楽しいかも、です。

『昨日のかみさま』 うさうらら × オカワダアキナ ふりかえりトーク

う  まずはコラボるきっかけ、ですね。わたしが絹の布地を本の表紙に使ってみたくて、水玉の布を手元に持っていたんですね。で、何をしようかなって思ってるとこへおかさんの「水玉のワンピを着る女の子のお話を昔書いてどこにやったかなー」ってつぶやきが目に入って。で、その小説ってどんなんですかって聞いてみたら演劇の脚本で。
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お  水玉のワンピースのお話は、わたしがはたちのときにやった演劇のことですね。
雨女の女の子が友だちのためにワンピースをつくっていて、友だちに彼氏がいるのがおもしろくねえなみたいな…ちょっと百合っぽい感じの。じっさいに舞台上で服に水玉をつくっていくっていう…。
なんでそれをいまになってツイッターでつぶやいたのか思い出せないのですが、なにかきっかけになったならなんでもつぶやいておくもんですね笑
(そこからどうして今回のはなしを素材にすることになったんでしたっけ…)
で、その「水玉もよう」のお話はデータなどもろもろ残っておらず、お話のあらすじをさらってみたんですけどもやっぱり役者の動きがあること前提のあんまりにもふわっとした筋で、こりゃ無理だなってなって…。でしたっけ…。

う  なんでも言ってみるもんですねww 

お  日頃たれながしておくと誰かにひろってもらえていいことがあるんだなあと…笑

う  (内容を)聞いてみたらどうも舞台で衣裳を着るシーンがリアルにそこにあってこその話だったんですよね。それであきらめよっかってなったんだけど、すかさずおかさんが「じゃあ、あれはどうですか」って昨日のかみさまのことを

お  ほかになんかないですかって話になって、さいきん突発で出した「昨日のかみさま」というお話がみじかめなので、なんとなく投げてみたんだったと思います。
4月にweb企画(#ヘキライ)のお題「昨日」でざっと書いたものがおおもとで、思いのほか気に入って、5月に文フリで少部数で出して…。

すごくおぼえていてハッとしたのが、「水玉もよう」のあらすじと「昨日のかみさま」のなかみを読んだうささんが、「どっちも木の実の名前の女の子のことが好きで、その子はいなくなっちゃうんですね」みたいなことをおっしゃってくだすって…。

  あ、そうだった!よく覚えてるね。そう、それが(元原稿がヘキライだったこと)大事なことなのよね。ちょっと今回のコラボの狙いとか、元作品がどういう性質のものだったかを説明する機会を持たないといかんなと思って今日この機会を設けたんです。


☆☆☆ 『昨日のかみさま』元作品からのアレンジについて


  もとの作品がヘキライ(ツイッターの文芸系創作企画)で気楽に書いたもので、普段から自作品を読んでくれている人向けにオリキャラのイメージをぼんやり混ぜ込みながらふわっとした話を書いたんでしたよね。で、アンソロジーにコラボで出すなら手を入れた方がいいよねって。それと、わたしが「おかさんとのコラボでしかできないことがしたい」=「舞台を小説にとりこめないかな、、、」っていう要望を出して。

  これすごく「わーっ!」てなったのです。エウレカです…!
「昨日のかみさま」を書いたときに、過去の演劇のことはぜんぜんあたまになくて、今回素材としてそれぞれあげたのにもとくに脈絡はなかったのですが…。
意識下のことを言い当てられたようでびっくりしました。書いた動機とか書こうとしたことって、書いた本人はわりとふわふわしているので…。
まあわたしいつも「いない人のうわさ話をする」お話ばっかり書いているんですが笑

(補足しておくと、「水玉もよう」のヒロインが「なつめちゃん」で、「昨日のかみさま」のヒロインが「くるみちゃん」です。どっちも舞台上には・小説の現在進行には、登場しない子ですね。)
ゴドーを待ちながら」が好きだから…

  おかさんとわたしの物語の癖、そこ(=いないひとのことを語る)は共通だなってわたしは結構前から思っていました。だからそこに支点を置くようにしたらうまくコラボができるだろうって。(この考えを反映させて詩画集を現在コラボ中です)

    ここですね、ほんとにこまかいはなしでうまく説明できなくて恐縮なんですけど、オリキャラを出そうとして書いてるわけでなくてですね、踊る人で死にそうな人を書くとああなっちゃうから寄せたというか…。寄せてはいるんですけど、書きながらこのひと「水ギョーザとの交接」の叔父さんであってもいいかもしんないなくらいのアレです。うーんうまく言えないんですが。
(たぶんキャラクターのつづきものとしてはつじつまが合わないです)
たぶん、いないひとのことを語るとか、ちょっと暴力の話とかがあって、まんま書くのがためらわれて、明るくさせたくて過去に自分が書いたものの面影に力を借りたかったようなところもあるかもです。

  ああ、そう聞くと想像はできますね。おかさんの直近の作品が水餃子でしたからね。あれはとてもやさしくてたのしくて、気持ちのいいラストの話だったから。そのキャラが出てきただけで空気が変わりますもんね。

  これ(力を借りる)、完全にあとづけなのであんまり気にしないでください…笑
やさしくてたのしくて、気持ちのいいラストの話とおっしゃっていただけるのはうれしいです。

いない人の話ばっかりなんですよね。同人誌で出してる長めのものはだいたい入っている要素です。なんでなんだろう…
あ、うささんの泣草図譜とか花うさぎコラボの海石榴の一連の作品とかたしかに…。
いなくなることが決まっている話というか、いなくなる・いなくなった人のことを語ってらっしゃいますよね。


☆☆☆  二人が共通する点について


  わたしはもうはっきりと兄の追悼として書いていますね。いや、もう薄れているんですけど。その痛みなんかは。でもなんだろう、時間の流れがお話にしっかり組み込まれているようなのが好きなのかな。だからヒト、モノ、コト全部ですね、流れるさまを描きたい欲求?あるんです

  そうでしたか。わたしはたぶん疎遠になってしまったり絶交してしまったりの友人であったり、かつての恋であったり、死んでしまったひとたちであったり…ぐしゃぐしゃしている「いない人」というかたまり…?
うささんの、流れていくさまというのはすごく伝わってきます。うささんの作品はひろびろとしていますもんね。

  そうですね、そういうイメージ(「いない人」というかたまりに向けて書いている)を抱いていました。おかさんの書くお話。あ、それと似たようなことばでこないだ言ってくださった「(うささんの作品は)風通しがいいですね」いう言葉がとても嬉しかったんです。何度も心の中で反復してしまったw

  これぜんぜん脱線なんですけど、わたしは三十代で、きょうだいたちはとても元気です。妹や弟たちがいなくなったらというのを想像もできなくて、想像してみたらちょっとべそべそしてしまうくらいにはまともに想像ができないでいます。
なんかたぶんこのくらいの年齢って友だち減るじゃないですか、で、きょうだいととても仲良くなるからなのかな…。
だから、そういった別離についてちゃんと受け止めようもないんですが、お話くだすって胸がしんとなりますし、ありがたい気持ちです。
風通しいいですよね。止まっていない、動いている絵を描かれるかただなあと感じていて(ですんで踊る人を描いていただけたのうれしかったです)、つくる物語もそういう感じです。
悲しいことやはっきりとした喪失をえがいていても、視界がひらけているというか…。話がどんどんふわふわしていって恐縮なんですが…。

  ああ、気遣いさせてすみません。そんなに深刻に受け止めていただかなくて大丈夫ですよ!一区切りはついてるので^^ ありがとうございます。

   (あっ、かんぜんに勝手なわたしの感傷です…!)うささんのかくものは、喪失であれ別離であれ、悲しいだけでなく(ともすれば悲しいとは一度も言わずに予感だけあたえて)、ちょっとだけカワイイところやおかしみのあるシーンを入れてらっしゃるところがそうさせるのかもですね。
そういうの、自分がとてもやりたいので…。

  でも、逆にそれはわたしがおかさんの作品に感じていることだったりします。作品によりますが、開放的だなあと思うことが多いです。開放的以上、壊そうとしている=ロックだとかパンクだとか。でね、なんとなくコミックでいえばガロっぽい印象があって。そのあたりがわりと肌が合いそうかなってわりと前から思っていましたね。ジェンダー撹乱を見て取って好感を持っているのもそういうベースがあるなあ、たぶん。

  ガロとかアックスとかそういう漫画はスキですね〜。つげ義春の漫画が青春や書くものに多大なる影響を…いやどこがって感じなんですけど…。(余談ですけどわたし「李さん一家」の奥さんに似てるらしいです)
ジェンダー撹乱、はハッとしました。撹乱と自分で言語化できていなかったので…。

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↑ 画像はつげ義春 / 「李さん一家」 より



   昨日のかみさまでも、骨になっている部分はとてもオーソドックスな少女の心の遷移だけどあちこちにそういう風味が散りばめてあって、書き手の強い意思(ジェンダーに対する)が透けて見えて来るんです。そういう気持ちをなんでもない話でそのへんにある道具立てでごく自然に伝えてくるのが魅力だなって思います。

それはどう反応したらw とにかく「細い」ってことなんじゃないのかな? >李さん似 

   目つきじゃないですかね…。(これほんとにバチバチの蛇足なのでカットしてくださいね…wwww


☆☆☆  『昨日のかみさま』の制作から『人魚とオピネル』へ


もともとのお題が「昨日」で、「昨日」というものについて考えたら、「昨日はいたけど今日はいない人」みたいに自分の大筋に落とし込んだみたいな感じなのかもです。これあとづけかな…笑
ジェンダーのあれこれは、あんまり上手に説明できないんですけどね。動機のようなものもあんまりうまく言えない…。
ほんと、かえって書いた側はふわふわしていて、なんでこう書いたんだろうなって、あとから化石の発掘をするみたいな感じかもです。
これ架空便(次の共同制作)の話ですが、「チープさ」っておっしゃっていただいたのすごくうれしかったのです!あっそれだ!って思いました。
今回ですと、シャツがほつれる、ベビーパウダー、BB弾、そういった小道具がそんな感じでしょうか。

  おかさんワールドを語れば「チープ」は外せないワードではないかと。 年金無払いワールドですもんねえw あ、へキライのお題が「昨日」だったんです?

  か、かくにんします…笑

   http://privatter.net/p/2361773
お題が「昨日」で、参加できなかったその前の週が「ほつれた糸」で、ふたつあわせてそうなったみたいでした。すっかり忘れてました。笑

   ああ、すごい。それであのイントロ。あのイントロ私凄く好きです!だからイントロは変えたくなかったんですよ。最初の一行からもうオカワダだ!みたいな。 こういう書き出しが書きたいなって嫉妬しましたw

  わーっありがとうございます。シャツのわきから糸がでていて、腋から生まれるとかそういう、なんだろう、舞台は教会で牧師さんも出てくるのに…。たぶん最初にイントロがあって、そこから広げたような感じです。
書き出しほめてもらえるのうれしいです…。わたしだいたいいつも、最初の一行がほんとに書き出しなんですよ。
最初の一行が手がかりで、そこから書いていく
ので、なんかこう立った場所がまちがってなかったのかなあよかったなあとしみじみうれしいです。

   まあ、結局ほとんど「まんま」使いましたけどね。戯曲にしようかって言ってやってみたりしたのも、全棄てしちゃったんだよね。ほんとにいろいろ迷走しましたねえw今だから笑えるけどあのときはどうしようかと!ww

   アッアッ…すみません…。戯曲もね、わたしがうまくやれれば面白かったと思うんですよね。
演劇から離れて久しいもんでしばらく書いていなくて、そして自分の小説→戯曲の改造がぜんぜんうまくできなくてですね…!

「視点の低さっていう魅力がぜんぜん出てこないんでやめましょう」とはっきりうささんにおっしゃっていただいて、でもむしろほっとして…そして元気になりましてですね…笑
あっ視点が低いんだ!って自分のやっていることがわかったんですよね。うれしかったです。

死者祭りバージョンのリボンちゃんよかったですが、あれは短歌ハッシュの骨回で供養的な…と勝手ながら思っていて…

   それです!供養^^  いえ、たぶんあの作品は戯曲には向かないんじゃないでしょうか。わたしもそのへんがどういうふうに判断すればいいのかさっぱりわからずに「やりたいからやってみる」で突っ走ってしまってご迷惑を。。。おかさんの対応がいつもとても誠意的でたいへんありがたかったです。とにかく決定的に時間がなかった!ですねw 突発的に湧いて出たコラボ企画で。だから行き当たりばったりをしまくってやっとどうにか着地したのがあの構成で。おかさんの作品のアレンジのひとつとして面白がって読んでもらえたら嬉しいなあ。最良の方法、というのは確実に「本人の筆のまま」なんで。
  そうですよね、わたしは書いて投げてでおしまいでしたけども、うささんはあいだの舞台パートつくってくだすって、絵を描いてくだすって、組版してくだすって、カラー版を豪華手製本してくだすって…。その間、三角州も並行されてたのですよね。もう魔法のようです。

最良の方法、というのは確実に「本人の筆のまま」なんで。
↑アッこれは今回のリライトにかんしては、うささんとの共同作業だからでてきた文章が相当あるので…!
たぶんわたしひとりだと5月の同人誌版でそこから先がなかったと思います。
「木の実の名前のもういない女の子」といううささんの気づきがあって、別離について自覚的になったと思うんですよね。
もちろん小説はひとりで書くものなんですが、ひとと話すのって大事だなあと、ちがう景色がみられるなあと…。

  でもいつか戯曲もシナリオ形式もやってみたいなー^^

   「生きているといろんなことがある。理不尽に死んじゃうひともいる」っていうリボンちゃんのせりふを出せなかったと思うのですよね。あとハイヒール履かせるのも出てこなかったですね、きっと。いやそういうこまごましたところだけではないんですが…。

やってみたいですね〜。 >戯曲やシナリオ
戯曲向きかどうかみたいなカンはわたしもあんまり働かないというか、最近は書きたいことを強引に小説にしちゃっているので、たぶん強引にこれはどうしてもシナリオでやりたいのだと思えば…思えば出るのではないかと…。
いやほんとわたしも出たとこ勝負というか、考えて何をやっているかとか目的が明らかになっちゃったら書かなくていい気がしちゃうかもなので、わかんないうちに書いちゃえみたいなところがあるので…突っ走るなら負けません…笑。
そしてぜんぜん迷惑だなんてことはなにもなかったですよ〜 たぶん紆余曲折しないとこのかたちもテキストも出てこなかったので…。

  おお、心強いお言葉!そうかもしれない。思えば出るかも!
じゃあおかさんとの戯曲コラボ、思えば出る方式を信じて待つことにします^^

「木の実の名前の女の子」がそんなに大事だったのかー。へええ、面白いですね。今あらためてこういう機会を持ったから聞けたわけだけど。
そうですねえ、誰かと作業をするのって鍛えられるなあっていつも思います。すごく勉強になります。昨日のかみさまのコラボもたくさん自分の未熟な部分に気づくことができてよかったです。ああ、ここのこういうとこがわたしは知識不足だなとか技術不足だなとか、ありました。結構苦労だったけどやってよかったです。

あ、細かいことついでにひとつ。わたしのパート(コミック)で「巻いた」ってとこがすごく自分で気に入りですw そしてこの日の前夜の二人(リンダと)をコミックで描きたい欲がすごくあるんで、そのうち描くかも。
そうだ、リンダありがとうございました。わたしは勝手にわたしのために書いてくださったものだと思ってますので!!w >オピネル

   (木の実の名前云々は)それ自体そんなに大事なことじゃない気もするんですが、なんかこう…「気づいた」っていう手ざわりというかトリガーが…ヘレンケラーのWaterみたいな…(これ伝わりますかね?????

わーっ光栄です。わたしもうささんに「いくら社会性がないといってもここでこのせりふはでてこないのでは、」とかハッ!としたので…笑
インプットもアウトプットも平素ひとりでやるものですが、ひととなにかやると使っていない筋肉がきたえられますね
そしてこれもあとから勝手にわかったというか気づいたことですが、「昨日のかみさま」がたぶん個人誌の「人魚とオピネル」の習作的な扱いだったのではと思うのですよね。
今回のコラボがなかったら「人魚とオピネル」ってああいうかたちでは出てこなかったと思います。そういう意味でも、いろいろ影響をおよぼしあっていて、ありがたい時間でした。

(あっ先に書かれていた笑)
そうですそうです、「人魚とオピネル」のリンダと人魚のおじさんがああいうかたちで落ち着いたのって、今回のコラボが相当に影響していると思います〜

okwdznr.booth.pm


「巻いた」はですね、ほんとにもう、わーってひっくり返ってよろこびました。
そうきたか〜!それわたし知らなかったけど、そうだわ〜!ってなりました。たぶんああいうの書いた本人では出てこない…。
波とかかっているのいいなあと思いました。イメージがつなぎあわさって景色が流れていく、うささんの手腕ですね。
「そうだ わたしたちはもうパートナーだ」もわたしでは出てこなかったかと。

わっうれしい…。前夜の二人(リンダと)、はすごく気になりますね…。
余談ですけど牧師といちゃついている絵をいただきましてゴロゴロ転がってよろこびましたのです…そのせつはたいへんありがとうございます…!

  トリガーになる言葉を知らず知らず口にしてる、お互いそういうことの連鎖のなかで作品が生まれていくんですよね。すごくわかります。わたしは花うさぎでコラボを結構やっててそういうこと、すごく思ってきました^^

あああああすみませんすみません、えらそーーーwww 

習作かあ、なるほどなあ。ちょっとそう思いながらまた読み直してみます!!
あの作品のほわっというかぬめっというか掴めないかんじの、そういう部分を大事にして書くぞって思ったんだなあきっと、っていうことは思いました。オピネル読んで。

それがいい影響なのかどうかって判断はつかないけど(そんな判断を求める事はムダなきがするけど)、影響し合うということはわたしはいつもカモンなので喜ばしいことです。おかさんにもそう思ってもらえたら嬉しいです。  

はい、楽しみにしててください >二人(リボンちゃんとリンダ)のコミック
牧師がイケすぎちゃってもうなんかさせたくて(おげれつらくがきを描いちゃった)ww すみません、不躾で>< これ、入るのか?w


ということで、そろそろお開きにしましょうか。長々とありがとうございました。お話できてよかったです、いろいろ聞けて。

  思いがけず受け取る側になにか作用するというか…。いやいや大事なことだなあと思いますので、えらそうだなんてことはないですないです笑

つづきものとかシリーズということではなくて、こう、書いていたさいのテンションや課題や、次に書くものになんらか余波みたいなものがあるものだなあと思います。ですんで、こういった機会でいったん完成させたテキストに向き合うことはすごく力になりました。
オピネルのつかみにくい手ざわりは、はっきり今回の余波ですね。青い瓦のマンションがどうたらとかこまかい小道具を寄せたのはわたしのいたずらごころですけども…。

ロン毛にしましょうっておっしゃっていただいて、それだーっ!そうだったー!って思いました。
花束をくれるというのも、あ〜〜くれそう〜〜コイツわざわざめかしこんできそう〜〜としっくりきました。
わたしの書いたお話の、わたしの知らないことをご存知でらっしゃるなあとびっくりましたし、たいへんうれしかったです。

ぶしつけだなんてそんな笑 わたしも「ぜったいこのひとたちやってる」ってほうぼうで言っていた気がするので、これはオフレコでなくてもだいじょぶです!笑

了解です。こちらこそありがとうございますm(_ _)m
なかなかこういった話をする機会はないのでたいへんおもしろく、自分でも発見でした。
まとまりない話ですみません…。いいようにアレしてください…。

  今日お話したことも合わせて、現在進行中の詩画集「架空便」の挿画も描いていこうと思います。おかさんの文章と自分のカラーイラストがどう嵌るかとても楽しみになっています。プレッシャーもあるけどw 頑張りますのでいましばらくお付き合いください。
はい、アレしますw ではまた。ありがとうございました & おつかれでしたー!!  

   ありがとうございます。たいへん楽しみにしております〜!

2017年11月14日収録

☆☆☆


途中で言及がありましたが、この作品はモノクロでアンソロジーに寄稿しています。同時に同じ大きさの手製本を蛇腹形式で一部カラーにして制作しました。文フリ東京ではオカワダさんのブースで手に取っていただけます。

ぜひブースC20まで見に来て触ってくださいね~!

zine展inBeppu 参加と代行のお知らせ

こんにちは。イベントのシーズンとなりました。今月末にはテキストレボリューションズ@浅草が、来月の3-5日には別府で zine展inBeppu が開かれます。今日は「卯楽々堂」名義で参加する後者についてのご案内をします。

zine展別府はテキレボと違って九州の温泉町で開催されるイベントで、参加するサークルがすべて委託参加。規模がこぢんまりしています。だから現地でふらっと入ってこられる観光客や地元の方などが手にしてくれそうな雰囲気のものを出店するのがよいかなとアイテムを揃えました。5つのうち1と2はテキレボと重複していますので説明を省き、3~5について写真つきで商品説明していきます。
もし気に入った作品がありましたらぜひ代行ご利用くださいね。(手数料がかかります&品切れの場合があります)
代行の詳細はこちらから→
zine展inBeppu4 お買い物代行サービス - zine展 in Beppu 4


頒布アイテム

1 べんぜんかん      @500
2 三角州         @500
3 原稿セット歌集付き   @400
4 レターセット・イエロー @300
5 レターセット・ピンク  @300


3 原稿セット歌集付き @400

椿の花の飾りがついたオリジナル原稿用紙は罫の部分が赤です。紙のサイズはA4、上下に400字詰めがぞれぞれ入っていますので半分に折ってお使いください。A5サイズの下敷きとクリップが付いています。自分が旅行に持って行くために使い勝手を考えて作ったものです。薄くてほどよい固さがあり、邪魔になりません。
これに拙作短歌集(花の歌を中心に30首)「Colorless(ムショク)」糸綴じ手製本がセットになります。


4 レターセット・イエロー(便箋3柄 と封筒3枚のセット)@300


5 レターセット・ピンク(便箋3柄 と封筒3枚のセット)@300

レターセットを購入して旅先から手紙をだされてもよいのではと、イエローのほうは大分県の県鳥メジロを使ってみました。
zine展ではテキレボとは違う作家さんの出展もたくさんありますので、ぜひウェブ情報をチェックしてみてくださいね。こちら→
https://zinebeppu.jimdo.com/

よろしくお願いします!

300字SS 『スミレの花咲くころ』お題:酒

上記のイベントに参加します。



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『スミレの花咲くころ』

音がしだしたの、お囃子みたいな。寿命かぁ仕方ないなって思ったのよ。そしたらこないだ楽器どころじゃなくて、歌を歌ったの!ほんとうだよ。は~るがき~た~は~るがき~た~って、延々と。うん、最初は誰かと思ったよ。でも傍で聴いてるうちに一緒に歌いたくなってさあ、チューハイ開けて座ったわ。一緒に身体揺らして歌った。わたしのせいなんだ、わたしが不味くて飲めなかったスミレのリキュールを入れたせい。部屋に干すときいい匂いがするんじゃないかって。したよ、干したら春が来たみたいだった。洗濯機が酔っぱらうのは想定外だったけどさ。誰かと一緒に歌ったの、久しぶりだったな。あんたと最後に会ってから何年経ったのかな、ねえ?


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手違いでアップしようとしたテキストを消してしまって、書き直していたので遅刻しました。すみません。